研修会の講師をつとめました

平成２８年４月２３日（土曜日）、浜松市において、交通事故の研修会の講師をつとめさせていただきました。

当日は、接骨院の先生方にお集まりいただき、ゲスト講師として、講演をさせていただきました。
当日は、他の講師の先生の講演を聞かせていただき、とても勉強になりました。
弁護士は、交通事故においては、示談交渉や、損害賠償請求訴訟の代理人などが主な役割となります。

当事務所では、後遺障害（後遺症）の等級認定については、事前認定の手続きはしていますが、被害者請求の手続きは扱っていません。
私は、交通事故の損害賠償請求に関するいわゆる自賠責の基準、任意保険の基準、裁判基準については、保険会社との交渉などで、日常的に接する機会があります。
もっとも、後遺障害（後遺症）の等級認定については、私が経験できるのは限られた場面になります。
その意味で、他の講師の先生の交通事故の後遺障害（後遺症）の等級認定に関する講演は、とても参考になりました。

私は、交通事故に関して、示談交渉、損害賠償請求訴訟だけでなく、後遺障害（後遺症）の等級認定や保険のしくみなどについても、知見を深め、より一層研鑽を続けたいと思っています。
講演が終了した後、研修を受講された接骨院の先生方から、質問があり、先生方は、皆熱心に参加されていました。
私自身、今回の講演の内容を考える際、いままでの交通事故の事件を受任して取り組んだことを再確認しました。
また、当日、どのようなことをお話させていただくか、イメージしながら、レジュメを作ったりしました。

今回の勉強会が、地元で交通事故の被害にあった方が、保険会社から適正な損害賠償を受けることにお役に立てばと思っています。