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サッカーと整形外科の通院
交通事故のご相談を受けるにあたり、ほとんどの方が整形外科に通院されています。
私は、日頃、整形外科に通うことはありませんが、私自身、過去に整形外科に通ったことがあります。
このコラムでは、そのときのことを思い出しながら書きます。
私は、昔、サッカーをしていたのですが、あるサッカーのチーム(正式なチームというより、サッカー好きの方の集まりのチームです)の方に誘われて、ある日、試合にでることに
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労働者災害補償保険法に基づく保険給付、公的年金制度に基づく年金の給付と損益相殺的な調整
交通事故の被害者が、不法行為によって傷害を受け、その後に後遺障害が残った場合において、労働者災害補償保険法に基づく各種保険給付や公的年金制度に基づく各種年金給付を受けたときは、損害賠償請求との間で、損益相殺的な調整を行うことになるのか、問題となります。
最高裁判所の裁判例には、被害者が、不法行為によって傷害を受け、その後に後遺障害が残った場合において、労働者災害補償保険法に基づく各種保険給付や公
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近親者の慰謝料請求
民法711条は、他人の生命を侵害した者は、被害者の父母、配偶者及び子に対しては、その財産権が侵害されなかった場合においても、損害の賠償をしなければならない旨規定しています。
この慰謝料請求は、被害者の損害賠償請求権の相続ではなく、被害者と一定の関係にある者の固有の慰謝料請求を定めたものです。
民法の規定上は、「父母、配偶者及び子」と規定されていますが、父母、配偶者、子以外の者の慰謝料請求に
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生命侵害による損害賠償請求権の相続性
例えば、交通事故によって人が死亡した場合、被害者の不法行為に基づく損害賠償請求権は相続人に相続されるのでしょうか。
まず、治療費などの財産的損害については、損害賠償請求権が発生した時点で被害者が死亡しているため、相続するか否か、問題となります。
裁判例は、財産的損害について、損害賠償請求権の相続人への相続を認めています。
次に、慰謝料請求権については、相続人に相続されるのでしょうか。慰謝料請
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交通事故・自賠責保険基礎研修会
私は、先日、愛知県豊橋市において、交通事故・自賠責保険基礎研修会のゲスト講師として、講演をさせていただきました。
当日は、多くの参加者の方に聞いていただきました。
私は、交通事故の法律問題という内容でお話をさせていただきました。
昨年、浜松市で講演会の講師をさせていただきました。そのときに私の講演を聞いていらっしゃった方が参加されることもありますので、講演の内容の重複をできるだけ避けるよ
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講演
平成26年11月30日(日曜日)、アクトシティ浜松にて開催された、ヨネツボ名古屋行政書士事務所主催の交通事故についての研修会において、ゲスト講師として、講演をさせていただきました。
この研修会は、主に接骨院の先生方を対象にしたもので、私は、交通事故の法律知識というタイトルで講演をさせていただきました。
まず、交通事故が発生してから、人身損害の示談交渉に至る手続きの流れについて、お話をさせていた
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12級と14級の違い
むちうち(むち打ち)は後遺障害として等級認定をされた場合、通常14級9号あるいは12級13号に認定されます。
もっとも、どのような違いによって14級9号と12級13号を区別されているのか基準を知らないという方も少なくないと思います。
しかし、14級9号と12級13号では、後遺障害の賠償金の金額に大きな開きがあります。ここでは、12級と14級の違いについてご紹介いたします。
14級9号は、
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交通事故研修会ゲスト講師
平成26年11月30日、アクトシティ浜松にて、ヨネツボ名古屋行政書士事務所主催の交通事故・自賠責保険基礎研修会が開催されます。
この研修会は、接骨院の先生を対象にした研修会です。
この研修会で、私が、ゲスト講師をさせていただくことになりました。
この研修会では、私は、交通事故の法律知識について、お話をさせていただく予定です。
具体的には、交通事故の発生から示談に至る手続きの流れや、交通
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年金と遺失利益
死亡事故の場合、交通事故がなく、被害者が生きていたのであれば得られたであろう経済的利益について、損害に含めて請求することができます。
死亡逸失利益は、基本的には、基礎収入×(1ー生活費控除率)×基礎収入を得ることができたであろう期間に対応するライプニッツ係数という計算により算出します。
ところで、死亡事故の被害者が年金を受給していた場合、年金については、逸失利益の基礎収入に含まれるのでしょうか
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後遺症慰謝料
交通事故によって傷害を負い、治療した結果、後遺障害が残った場合には、傷害慰謝料のほかに、後遺障害慰謝料が認められる場合があります。
後遺障害慰謝料については、
自賠責保険の後遺障害等級表に該当する場合に認められることが一般です。
後遺障害慰謝料の金額は、自賠責保険の後遺障害等級表(1級から14級まであります)の何級に該当するかが、大きな要素となります。
後遺障害慰謝料は、自賠責保険の後遺
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