コラム
交通事故の過失割合は、どのように決まるのですか?
私は、自動車を運転し、直進していたところ、信号のない交差点で、一方通行を逆走してきた相手方の自動車と衝突しました。
私も相手方も、幸い怪我はありませんでしたが、双方の自動車が損傷しました。
私は、一方通行を逆走してくる自動車と衝突したので、過失がないと考えていましたが、相手方の任意保険の保険会社からは、過失があると主張されています。
交通事故の損害賠償における過失相殺は、どのように決まるので
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学生アルバイトでも休業損害を主張することができますか?
私は、原動機付自転車を運転し、赤信号にしたがって停車していたところ、後ろからきた自動車に追突されました。
私は、整形外科に通院し、レントゲンをとりましたが、異常はありませんでした。私は、首、肩、腰が痛く、整形外科に約3か月間通院し、痛みがなくなったので、通院をやめました。
私は、大学生でアルバイトをしているのですが、整形外科の通院のため、シフトが入っていたアルバイトに行けないときもあり、通院期
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後遺障害の等級認定は、誰が判断するのですか?
私は、自動車を運転し、赤信号で停車していたところ、後ろからきた自動車に追突されました。
私は、交通事故当日、整形外科に通院し、レントゲンを撮りましたが、異常はありませんでした。
私は、その後、整形外科に通院し、リハビリを受けました。私は、交通事故から約8か月後、相手方の任意保険の保険会社から症状固定と言われました。私は、症状固定と言われた後も、健康保険を利用し、自費で通院しています。
私は、
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主夫の場合も、主婦(主夫)としての休業損害を主張することができますか?
私は、妻と2人で生活しています。
私は、2年前に会社を退職し、現在、無職です。
私の妻は、私より8歳年下なのですが、現在、正社員として働いています。
私は、妻が正社員として働いているので、食事を作ったり、洗濯をしたり、掃除をしたりなど、家事をしています。
私は、約半年前、自動車を運転し、赤信号にしたがって停車していたところ、後ろからきた自動車に追突されました。
私は、整形外科に行き、レン
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会社役員の逸失利益は、役員報酬を基礎収入として計算されるのですか?
事務員:交通事故の被害者の方が、症状固定後も後遺障害(後遺症)が残った場合、通常、後遺障害逸失利益が請求できます。
弁護士:そうですね。
事務員:後遺障害逸失利益は、どのように計算しますか?
弁護士:基礎収入×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対応するライプニッツ計数で計算します。
事務員:通常、会社員の方については、基礎収入
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後遺障害(後遺症)の等級認定の手続きには、どのような手続きがありますか?
弁護士:交通事故の被害者の方が、治療を継続し、症状固定(しょうじょうこてい:治療を続けても改善が見込めない状態をいいます)となったものの、例えば、痛みなどが残っている場合には、どうしますか?
事務員:後遺障害(後遺症)の等級認定の手続きを検討します。
ところで、後遺障害の等級認定の手続きには、どのような手続きがありますか?
弁護士:事前認定という手続き
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大学生の逸失利益は、認められますか?
私の長女は、大学3年生でした。私の長女は、大学卒業後、企業に就職する予定でした。
私の長女は、3か月前、青信号に従って、横断歩道を横断中、自動車と衝突し、交通事故で死亡しました。長女は、独身でしたので、私の長女の法定相続人は、私と夫です。
私の長女は、交通事故当時、大学生で仕事はしていませんでしたが、逸失利益は、認められるのでしょうか?
大学生の死亡逸失利
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幼児の通院付き添い費は、認められますか?
私の夫は、子どもを乗せて自動車を運転して、赤信号で停車していたところ、後ろからきた自動車に追突されました。
子どもは、事故当日、整形外科に通院しましたが、痛みが残ったので、整形外科への通院を続けました。通院をはじめて約1か月で痛みがおさまったので、症状固定となりました。
私の夫は、仕事が忙しく、子どもの通院には、主婦である私が付き添いました。子どもは、幼稚園に通園しているので、一人で通院するこ
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チャイルドシートを装着しないと過失相殺されますか?
私は、子どもを後部座席に乗せて自動車を運転し、赤信号で停車していたところ、後ろからきた自動車に追突されました。
子どもが幼児なので、本来であれば、チャイルドシートを装着している必要があるのですが、近い場所に移動するだけなので、ついついチャイルドシートを装着しないで運転してしまい、交通事故にあいました。子どもは、整形外科に通院し、今後もしばらく通院する予定です。
子どもの人身の示談交渉において、
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交通事故の損害賠償において、親族の固有の慰謝料は、認められますか?
事務員:交通事故の被害にあった方に精神的苦痛が認められ、慰謝料が認められることは分かるのですが、親族の方にも慰謝料は認められますか?
弁護士:被害者の親族の方には、原則として、慰謝料が認められません。
もっとも、民法は、死亡事故について、被害者も父母、配偶者及び子に固有の慰謝料が認められる旨規定しています。
事務員:死亡事故の場合、配偶者と子は、相続人
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