保険会社から症状固定と言われましたが、症状固定とは何ですか？

私は、約９ヶ月前に横断歩道を青信号にしたがって横断していましたが、左折してきた自動車に接触し、怪我をしました。

私は、腰の痛みがあったので、整形外科に通院をし、痛み止めの薬をもらったり、リハビリを受けたりしました。整形外科は、私の治療費については、相手方の任意保険の保険会社に請求をしていましたので、私は、整形外科に通院した際、整形外科から、治療費の請求はされませんでした。

私は、先日、相手方の任意保険の保険会社から、今月末で、症状固定（しょうじょうこてい）ですと言われました。

症状固定とは、何ですか？私は、まだ、痛みが残っているので、お金がかかっても、整形外科に通いたいのですが、通院することはできますか？私の主治医の先生は、症状固定後も通院してもかまわないと言っています。

症状固定（しょうじょうこてい）とは、これ以上治療を継続しても、症状が改善しない状態をいいます。

症状固定になると、その後、任意保険の保険会社が治療費を負担する形での通院を継続することはできません。もっとも、医師が認めているのであれば、健康保険を利用して治療を継続することが多いと思います。

また、症状固定後も痛みが残っている場合、後遺障害の等級認定の手続をするかを検討する必要があります。

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愛知県豊橋市出身　名古屋大学法学部を卒業後、弁護士となる。豊橋に根付いた寺部法律事務所の代表弁護士。20年以上の弁護士歴で得た豊富な経験を活かし、交通事故に苦しむ人を一人でも救うため弁護活動を行っている。

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